和歌山市匠町の皮膚科・アレルギー科、こやま皮膚科|アレルギー治療、花粉症

皮膚科

診療内容

皮膚科では、にきび・いぼ・水虫・とびひなどの皮膚に関する症例について、基本的に保険診療を行っています。その代表的な症例について、症例別に原因や治療法についてご紹介します。

主な対応症例

にきび

にきびは顔面など脂漏部位に好発する毛包脂腺系の炎症疾患です。
毛穴の出口がつまること、皮脂の分泌が増加すること、毛穴の中の細菌が増殖することがにきびの原因と考えられています。
にきびは進行性の病気です。進行性とは症状が悪化していく可能性があるということです。にきびを放っておくと、赤みが取れなくなったり、色素沈着による茶色っぽいシミが残ったり、あるいは皮膚がでこぼこになって硬くなってしまうなどの「にきび痕」に進んでしまう可能性があります。
ですので、お悩みにならずにまずは来院して治療を受けてください。
にきびは主に内服の抗生物質、漢方薬あるいは外用剤を用いて治療します。

いぼ

いぼと呼ばれるものは、皮膚の表面から盛り上がる小さなできもの全般に対して用いられる俗称です。その多くは、ウイルス感染によるもので、いろいろな治療法がありますが、患者さま一人一人の症状にあわせて治療を行っていきます。主な治療法としては、飲み薬やぬり薬を用いて治療を行っています。

液体窒素による冷凍凝固療法にも対応しておりますので、ご相談ください。

水虫

水虫は白癬菌と呼ばれるカビの一種が原因で、皮膚の外側の角層に感染して水虫を起こします。
水虫の治療は、薬によるものも大切ですが、日々の生活で患部を清潔に保つことも大きく作用します。市販薬を使ってもよくならないなどといった時には、ぜひご来院いただき薬の処方とアドバイスを受けてください。

とびひ

とびひは、夏の蒸し暑い頃、多くは1~5歳くらいの幼児に起こります。
初めは赤い斑点ができ、間もなくその上にかゆみのある水疱・膿疱が全身いたるところにできます。そのうちそれが破れて、ジュクジュクしたり、黄褐色の厚いかさぶたができます。
これは、ブドウ球菌と連鎖球菌という化膿菌が原因で、水疱の中には無数の菌がいて、それをかくことにより菌が飛び散り症状が広がる場合もあります。
とびひの治療には、抗生物質やかゆみ止めの薬で治療します。また、患部には抗菌剤の軟膏をガーゼに塗って貼り付け、周囲に広がらないように対処します。

円形脱毛症

円形脱毛症は、普通は痛みやかゆみを感じることなく円形あるいは楕円形に頭の毛が抜けてクッキリと地肌が見える症状で、男性、女性を問わず、0歳の赤ちゃんから80歳のお年寄りまで起こり得ます。
円形脱毛症は、本来、身体には細菌などの菌などの外敵から身を守る機能がありますが、この機能が何らかの理由により自分自身の身体を外敵と間違えて機能してしまい、毛を作り出せないようにしているのではないかと考えられています。
円形脱毛症の治療には、ぬり薬などの外用薬や抗アレルギー剤などの内服薬を処方しています。